ガイドライン対応だけじゃない!ビデオ会議システムを利用したWeb講演会を見直すべき3つのポイント

Web講演会はこの10年間でまたたく間に製薬業界の主要なプロモーション手段として広がってきました。弊社も年間1,000件以上のWeb講演会のお手伝いをしてきましたが、この1年の業界全体の動きを観察しておりますと、業界の変化に伴い様々なリスクが見えてきたように感じられます。

特に一部で行われているビデオ会議システムを利用したWeb講演会については、製薬企業のご担当者様からトラブルやリスクに関するご相談を受ける機会が増えております。

弊社でも世界で急速に普及が進むWeb会議システムZoomの代理店をしており、こうしたサービスは利活用のポテンシャルが大きいと考えている一方で、一つ間違えると大きなリスクになりかねないのも事実です。今回はビデオ会議システムを利用したWeb講演会のうち、特にお問い合わせの多い内容について、直近の業界変化と合わせてご紹介をさせて頂きます。

ビデオ会議システムを利用した情報提供にリスクはあるのか?

医療用医薬品プロモーションの規制強化の方針に伴い、各企業の担当の方々が情報提供の質・内容以外に「情報の受けとり手の存在」を意識されるようになったと感じております。

特にプロモーションコードでは、医療従事者以外の一般人を対象とした広告活動を禁じています。Web講演会が医療従事者以外の一般の方に目に触れることがないようコントロールすることは、今後Web講演会を運用していく上で大変に重要なポイントとなります。

この点において、ビデオ会議システムでは、基本的に視聴用URLさえ知っていれば誰でも視聴することが可能です。告知用の案内状や視聴URL情報は、第三者同士のやりとりによって担当者様の意図する視聴範囲を超えて拡散する可能性があります。

上記のような課題を払拭するためには運用・システムから視聴者を制限する必要がありますが、ビデオ会議システムを利用した場合に、こうした制限をかけることができないこと(一部例外あり)はリスクの一つと考えられます。

Flash終了によってビデオ会議システムにどのような影響が出るのか?




動画・音声データを取り扱うAdobe Flashのサポートは2020年末に終了することが発表されています。

少し技術的な話になりますが、Flashはインターネット黎明期から広く利用されてきた技術で、手軽に様々な演出ができることでWeb会議システムにおいても広く利用されてきました。

しかしながら、近年はセキュリティの脆弱性も指摘され続けており、Web会議システムにおいてもFlashを利用されたものはサービスの停止がアナウンスされ始めております。

こうした背景により、これまでFlashを利用したWeb会議システムでは実装されていたいくつかの機能が新しいWeb会議システムでは利用できなくなり困った、という声を聞きます。

例えば、ビデオ会議システムでは視聴者情報入力ページを設けられていなかったり、講演会内において演者が視聴者に対して行うリアルタイムアンケートを利用できないものが多くあります。

上記の課題は一例ですが、基本的にビデオ会議システムはパッケージ化された商品であるため柔軟なカスタマイズは難しく、製薬企業様の多様なニーズに応えにくいのが実情です。

ビデオ会議システムの大規模配信について注意すべきことは何があるのか?




近年、これまで以上にDtoDコミュニケーションの場を創出したいと考える製薬企業様が増えていると感じます。Web講演会においてはMRによる告知だけではなく、より多くの新規Drにリーチするためm3.comや日経メディカルオンラインといった媒体による集客がさらに大規模化している傾向にあります。

しかし、いわゆるビデオ会議システムを利用した配信では、配信の安定性や機能性に十分な担保が出来ない場合があります。特に視聴者数が数千人を超えるような大規模配信を行う際には、サーバーの同時アクセス数に自動で制限がかかるなどのリスクが残ってしまいます。

具体的には、一定数以上の視聴者はページにアクセスできなかったり、動画の視聴環境が悪化したりするなどのトラブルになりますが、弊社にご相談にいらっしゃる企業様だけでも年に数社いらっしゃいます。

配信システムの予期せぬトラブルを想定して、通常の配信チャネルとは別にバックアップの準備を要するなどの多重の予防策も必要となりますが、こうしたバックアップの冗長性を自在に設定できないこともビデオ会議システムの限界です。

このように大規模配信をする上で必要な要素の担保が無いことで、上述のように実際に弊社に駆け込みにいらっしゃる企業様もあり、そうした企業様とお話をすると結果的にコストに見合わなかったとお話になられます。

年間1,000件近くWeb講演会をサポートしてきたM3DCが振り返るリスク回避のポイント

上記の課題を改めて振り返りますと、ビデオ会議システムを利用したWeb講演会の開催では下記の見直しポイントが挙げられます。

●Web講演会視聴者の流入元制限が困難
●パッケージ化されたシステムゆえ機能カスタマイズが困難
●視聴者数・サーバへの負荷など配信における様々なリスク

M3DCが提供するWeb講演会は、特定のオウンドサイトなど特定の流入経路からのみからアクセスができるように設定することが可能です。既に医師であることが確定している導線から視聴ページに誘導する際にはこの設定により、URLを直接ブラウザに打ってもその他の視聴者は許可できないようにできます。

また、チラシなど医療従事者以外も視聴する可能のある導線については、近日中にm3.comにシングルサインオン(SSO)機能をリリースする予定です。
これにより、医師会員であることをm3.comの認証機能で確認した上で、視聴ページに誘導することが可能になり、医療従事者以外が視聴するプロモーションコード違反リスクを完全に排除することができます。

加えて、パッケージ化されたビデオ会議システムと異なり、用途に合わせたシステム開発およびソリューション導入のご支援も行っております。動画配信に限らず特定領域におけるコミュニケーションツールとの組み合わせ、デジタルマーケティング導入など目的も幅広くご支援いたします。

他業界におけるデジタルマーケティングの事例や製薬企業における導入可能性のディスカッションなどもお気軽にお問い合わせください。ご連絡をお待ちしております。

電話:03-6896-2551【担当:秋葉】

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